2016/07/31
たかあみ
忌野清志郎(いまわの きよしろう)は、日本のロックミュージシャン。2009年5月2日に癌性リンパ管症により亡くなるまで、多数の名曲を残しました。
忌野清志郎さんの告別式には、大竹しのぶ、竹中直人、甲本ヒロト、桑田佳祐など、およそ1000名の著名人・関係者が集まり、ほかにも一般のファンは3万5000人が集まりました。
RCサクセションを筆頭に、忌野清志郎 & 2・3'S、忌野清志郎 Little Screaming Revue、ラフィータフィーなどのバンドを率いて名曲を残し続けました。
忌野清志郎率いるRCサクセションは、名曲を残しただけではありません。その奇抜なファッションや派手な言動などは音楽業界だけではなく、若者の間でサブカルチャー的存在となりました。
1991年より無期限の活動休止状態に入ったまま復活することはなく、2009年5月2日に忌野清志郎が亡くなったことにより、事実上の解散となりました。
ソロはもちろん、その人柄と音楽性で様々なアーティストとコラボレーションし、数々の名曲を残しています。
デイ・ドリーム・ビリーバー 忌野清志郎
セブンイレブンのCMなどでも使われているので、耳馴染みがあるかもしれません。タイマーズというアーティストのカバー曲ですが、カバーという枠を超えた名曲です。
デイ・ドリーム・ビリーバーの歌詞に登場する「彼女」は、忌野清志郎さんのお母さんのことを歌っているそうです。涙腺に響く名曲です。
タイマーズ デイ・ドリーム・ビリーバー
なお、タイマーズのメンバーゼリー・トッピ・ボビー・パーは、それぞれ忌野清志郎・三宅伸治・川上剛・杉山章二丸にそっくりな友人であり、あくまでも同一人物である事を否定していますよ。
言わずとしれたジョン・レノンの『イマジン』のカバー曲です。忌野清志郎らしい日本語の歌詞が特徴の名曲。泣けてきます。
上を向いて歩こう
甲本ヒロトと共にセッションした『上を向いて歩こう』のカバーです。忌野清志郎らしい歌い方とテンポが特徴的に現れています。
忌野清志郎をリーダーとしたグループ。「King of Rock」「King of Live」の呼ばれるなど「日本語ロック」の成立や、現在の日本で見られているロックコンサート・ライブパフォーマンスのスタイルの確立に大きな影響を与え、数々の名曲を残しました。
過去のライブ映像などを見ていると、現在のバンドシーンにも繋がるような演出が見られます。
雨上がりの夜空に
RCサクセションで盛り上がる名曲と言えばコレ!独特の歌い方とパワフルなサウンド、耳に残る歌詞。一緒に演奏しているアーティストも豪華です。現在でも愛され続けている名曲です。
スローバラード
バラードも聞き逃せません。奇抜な姿とは反対に、優しい忌野清志郎の声、胸が苦しくなるようなサウンドです。思わずホロリとしてしまいます。
トランジスタ・ラジオ
当時はラジオで音楽が日本中に広まっていました。トランジスタ・ラジオで音楽を聞く、少年少女の気持ちを歌った名曲です。
ドカドカうるさいR&Rバンド
音楽に対する忌野清志郎の気持ちが見えるような歌詞ですね。この頃の映像を見ると、RCサクセションのライブパフォーマンスが現在のバンドにも影響を与えていることが分かります。
僕の好きな先生
ロックというよりは、フォークソングに分類されるような名曲です。忌野清志郎がどんな学生時代を送っていたかが想像できるような曲ですね。この曲を聞いて、自分の学生時代を思い出すというような世代も多かったはず。
激しい雨
映像は亡くなる少し前のものです。歌詞に「RCサクセション」が登場していたり、RCサクセション好きにも感慨深い名曲なのです。
JUMP
ロックの精神を貫いた忌野清志郎。彼が残した名曲のサウンドと歌詞は、今でも人々に元気を与えています。辛い時に聞きたくなる名曲です。
パパの歌
なんと作詞の糸井重里×忌野清志郎の歌声というコラボ。思わずホロリとしてしまうような歌詞と、清志郎の特徴的な歌声が響きます。お父さん世代にとっての名曲です。
サマータイム・ブルース
こちらは原子力について真っ向からぶつかり、歌詞にして歌った曲です。今時、このような訴えを歌うアーティストが他にいるでしょうか?ロックの精神を貫いた忌野清志郎の性格がかいま見える名曲です。
い・け・な・いルージュマジック
こちらの曲は、坂本龍一作曲×忌野清志郎の名曲です。曲の雰囲気で、坂本龍一らしさが感じられますね。特徴のある二人の見事なコラボレーションだと思います。
本当の「完全復活」を、忌野清志郎のファンたちは心から願いました。もう忌野清志郎の名曲を、彼の歌声で聞けなくなると思うと本当に残念なことです。
ここまで忌野清志郎の名曲をご紹介しましたが、いかがでしたか?お気に入りの名曲は見つかったでしょうか。彼の音楽には流行り廃りなどはなく、これからも愛され続けるでしょう。是非一度、忌野清志郎の名曲を聞いてみて下さいね。
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