木村良平さんの結婚相手がバラされた事件の真相は?子供がいるのかも解説
2023/12/28
大今里
2022/12/21 更新
あなたはこっくりさんを知っているでしょうか。もしかしたら、こっくりさんをやったことがある方もいるかもしれません。そこで今回は、こっくりさんについて意味や原理、こっくりさんで指が勝手に硬貨を動かしてしまう現象の原因についてお伝えします。また、体験談についても迫ってみましょう。
学生時代に遊びの一環として「こっくりさん」をやったことがあるという人は多いのではないでしょうか。
そもそも、こっくりさんの由来とはどのようなものだったのでしょうか。こっくりさんのルーツや、やり方、その仕組み、近年の研究で進む科学的な根拠についても紹介します。
こっくりさんの起源は西洋にありました。時期は不明なのですが、レオナルドダヴィンチの著書には「テーブル・ターニング」と同様の現象であると書かれていることから15世紀のヨーロッパには既にあったようです。
なお、テーブル・ターニングとは数人がテーブルを囲んで手を乗せ、知りたいことを問いかけると、あの世の霊の意志が表明されるというもので、占いの一種として見なされてきました。
こっくりさんを始めるためには準備が必要です。まずは、大きめの紙を用意して「はい、いいえ」、「男、女」、「0~9」、「ひらがなで五十音」、鳥居を書き込みます。
5円玉か10円玉を紙の上に置いたら、参加者全員が硬貨の上に人差し指を添えます。ここまでできたら準備完了。
参加者全員で「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」と呼び出しを行います。
召喚に成功した場合は、手を乗せている硬貨がスーッと動くので、動かない場合は繰り返し呼び出しましょう。
知りたいことを1人ずつ質問すると、その答えは紙の上の選択肢で表現されます。
回答が終わったら都度「鳥居の位置までお戻りください」と伝え、鳥居まで戻ったことを確認してから次の質問に進みましょう。
全て質問が完了したら「こっくりさん、こっくりさん、ありがとうございました。お離れください」とお礼を述べて終了します。
昔はどうして硬貨が勝手に動くのだろうか、と疑問に思う方も多かったのではないでしょうか。実際にこれまで、「本当か嘘か」と議論が重ねられてきました。
現在、こっくりさんは催眠術の一種であり科学的に証明されているのです。そもそも、「こっくりさんは嘘」と断定する人は暗示にかかりにくいタイプの人であるという話もあるようです。
こっくりさんが、まだ解明しきれてなかった時代に詐欺に近いものであると考えていた人もいるようです。
科学の信奉者は「参加者の1人が仕掛け人になっていて、その人物が参加者に対してこっくりさんの存在信じさせているに過ぎない」と主張もありました。
一方では、以前の研究で「霊の存在を認めざるをえない」という感想が得られたことも。しかし、現在は、既に科学的に解明がなされている状態です。詳細はこの後の章で説明します。
こっくりさんは科学で解明されているのですが、その原理や仕組みとはどのようなものなのでしょうか。その詳細について紹介します。
解明にあたり、科学者が注目したのは参加者が1本の指を乗せて同じ姿勢を取り続けるという点でした。
人間は、同じ姿勢で動かさないように意識を注力すると、どうしても腕が僅かに動いてしまうのです。
同じ姿勢を取り続けると腕が動いてしまうという現象は、「不覚筋動」と呼ばれています。これが起こってしまう原因としては筋肉疲労が原因であると考えられているようです。
不覚筋動によってコインが動くと、人間は無意識のうちに、同じ方向に動かそうという意識が働いてしまう、という習性があることも判明しています。
さらに深堀して、こっくりさんをしている時に腕が動いてしまう根本的な原因について調査しました。少し難しい専門用語もありますが、読むと納得の内容です。
根本となる原因としては潜在意識が作用して、無自覚のうちに硬貨が動くという説が考えられているようです。
これは、ファラデー、井上円了、フランスの科学者であるシュブルールがこの説を唱えてきました。
潜在意識説の他に有力視されているのは、先ほど説明した不覚筋動です。
哲学者の井上円了は「こっくりは、一般的なことを答えることができても複雑なことや秘密にしていることが答えられないのはこのためである」と、著書の妖怪玄談内で記載しています。
筋肉の緊張によって起る動作なので、こういった質問に答えられないのも納得ですよね。
こっくりさんについて「危険」、「怖い」といったイメージを持っている人が、多いのではないでしょうか。調査したところ、恐怖の実体験がありましたので紹介します。
インターネットサイト「ジツワノカイダン」には、「呪いで悲惨な事故に コックリさんをやった私が経験した恐怖の体験談」というタイトルの恐怖の実体験の記事が掲載されています。
Yahoo!知恵袋では、こっくりさんにおける恐怖体験を求めている質問が投稿されています。
ベストアンサーに選ばれた回には、友達がこっくりさんに乗り移られてしまった、という体験談が書かれています。
インターネットサイト「ジツワノカイダン」には、小学生の時の体験談で、クラスでこっくりさんが流行したことや、同じクラスの同級生40人のうち3人が事故死してしまったという体験談が掲載されています。
ネットで調査したところ、こっくりさんを面白半分で行ってしまったことで起きた事件が見つかりました。どのような内容だったのか、経緯を詳細に紹介します。
1つ目の事件は、小学校で起こりました。放課後の誰もいない教室で、こっくりさんをしていたようで、ある時期から同一フロアで怪奇現象が起こるようになったんだとか。
遊び半分で、こっくりさんをしてしまったために、悪い気を引き付けてしまうのかもしれません。
事件2つ目は、ドラマの撮影現場で起こりました。こっくりさんをテーマにした怪談を撮影していたのですが、撮影用のテープに異変が。
こっくりさんの場面のみ破損してしまったというもので、ネットでは「面白半分に題材に使うことに対する警告なのではないか」という声も寄せられています。
事件3つ目は、こっくりさんを100円玉を使ってしまったところ、何やら恐ろしいものを呼び寄せてしまったというもの。
紙の上を滑って現れたのは「ころす」という怖い文字。本来、こっくりさんは10円玉か5円玉を使用するのですが、偶然手元になかったのでしょう。
もしかしたら、100円玉を使ったことで本来意図した狐の霊ではなく、違う何かを呼び寄せてしまったのかもしれませんね。
4つ目の事件は、こっくりさんを終えた後の対応を間違えたことで起こりました。本来であれば使った紙を48枚に細かく破り、破棄する必要がありますが、これを間違えてしまったそうです。
その後、参加者は全員風邪をひいてしまったとのこと。処理を間違えたことでスピリチュアルなパワーが作動して、マイナスな影響を及ぼした可能性が考えられます。
もちろん、ただの偶然であるという可能性も捨てきれませんが、不思議で怖い体験であるといえそうです。
5つ目の事件は、こっくりさんが帰ってくれなくなったという恐ろしい体験です。
投稿者によると小学校2年生の時に習い事の教室でこっくりさんをやっていたら、帰ってくれないうえに、硬貨が暴走して止まらなくなってしまったというもの。
投降者は、なぜ帰ってくれなくったのかという理由については記載していないものの、ネットでは「指が緊張状態にある中でうっかり手を離してしまったのではないか」という指摘があります。
こっくりさんんの歴史は、少なくとも15世紀の西洋にあるといわれています。日本では漢字で表現すると「狐狗狸」と書かれてきました。
これは、狐の霊を召喚するという意味から来ているとのこと。危険で恐ろしいイメージが持たれていますが、現在は科学的、医学的にも証明がなされています。
こっくりさんの原理は、1枚の硬貨の上に参加者が全員指を乗せるという同じ姿勢を取り続ける必要があるものなのですが、この状態が続くと腕が勝手に動いてしまうというものが挙げられます。
これは「不覚筋動」と呼ばれており、さらに硬貨が動くと人間は無意識のうちに同じ方向に動かしてしまう習性が加わることで、あたかも勝手に硬貨が滑っているように見えるのだとか。
その根本的な原因は、潜在意識があるのではないかと見られているようです。
原理が改名されている一方で、ネットでは恐怖実体験が多数寄せられています。もし、こっくりさんで遊ぶのであれば、正しいやり方をすることをお勧めします。
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こっくりさんは、ひらがなの「こっくり」、もしくは片仮名の「コックリ」の書き方が一般的ですが漢字では「狐狗狸」と書きます。
これは、日本において「こっくりさん」は、狐の霊を呼び出す儀式であると言われていることに起因しています。
実際に、こっくりさんを実施する時に必要な紙のフォーマットには、鳥居の絵が描かれていることが多いのですが、これは狐の霊が鳥居をくぐって、やって来るからという理由があるのです。
なお、こっくりさんは「エンジェルさん」という別の呼ばれ方をすることがあり、この場合は紙に書くのは鳥居ではなくキューピッドの絵を描いて行います。