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2023/12/28
大今里
2019/05/20 更新
私たちの周りには様々な神社があります。その中で産土神社と言う神社があるのですが、どんな神様を祀っているのでしょうか。また産土神社と鎮守神社の違いとは何なのでしょうか。今回はそんな産土神社の謂われや氏神神社との違いをまとめてみたいと思います。
産土神とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中に居るときに、大勢の神様の中から選ばれる土地の神様です。選ばれた土地の神様は、その赤ちゃんの命を一生守り続けてくれるのです。それが産土神と言われるのです。
そして同じ家族でも、産土神は違ってきます。産土神はその人にとっては、オンリーワンの存在なのです。
産土神社は、産まれた住所に近所にあるのが普通です。出産した病院の住所や、里帰りした実家の住所ではありません。誕生して6カ月後に住んでいる住所が基準となることが多いようですね。
産土神は、母親の胎内にいるときから一生を守ってくれる神様です。その決まった産土神は、守護霊と同じで一生変わりません。産土神は、自分が産まれた土地の神様とも言われています。広辞苑によると産(うぶ)す+な(地、土を意味する)と言うことです。
その土地土地に根付いている神様なので、私たちの身近なところにいる神様なのです。自分が母親の胎内で生命を授かったときから、死ぬまでの一生を守ってくれています。普段の生活でも、産土神は何所にでもいて見守ってくれているのです。
現在の神社界では特に産土神を崇敬しようとはなっていませんが、差別化の一種として占い師や神道好きの間で広まっているようなのです。
私たちの身の回りには、様々な神様がいます。その中には、氏神様や鎮守神と言う代表的な神様が居ます。産土神と氏神様の違いはどんな違いがあるのでしょうか。
氏神様と言えば、血縁関係に有る一族が祀った神様となります。時代を経て最近では、その土地に住む神様を氏神様と呼ぶようになっています。そしてその神様を信仰する人を、氏子と読んでいるのです。
産土神も、土地に着く神様と言われています。氏神は一族に関係する神様で、産土神は土地の神様だったのです。しかし時代が進につれて、氏神や産土や鎮守の神などの区別が薄くなり、一律に氏神と言うようになったようです。
母の体内にいるときから、亡くなるまでの一生を守ってくれる産土神社。その産土神社って、どこにあるのでしょうか。普通は自分の産まれた住所にあると言われています。その他にも父親の生まれた土地と、母親が生まれた土地の神社が産土神社とも言われています。
お宮参りなどを産土神社に行こうと思っている人は、ご両親に産土神社を聞いたりして、自分の産土神社と一緒にお参りするのも良いかもしれません。
産院で生まれたのなら、産院の近くにある神社にも縁があるとも言われています。しかし産院の近くの神社は、産土神社ではないようです。産土神社は自分が産まれた時に住んでいた土地の近くにある神社を、産土神社と言っているようです。
七五三とは、子供が生まれても病気などで亡くなる事が多かった昔に、七歳・五歳・三歳の節目で無事成長していることを報告していました。それが現在でも受け継がれており、神社にお参りしているのです。
そんな節目となる七五三のお参りは、一生守ってくれる産土神社にお参りするのが理想的なのです。産土の神は自然の神様でも有り、その神社にあるご神木などに宿っていると言われています。
最近では遠い地域への引っ越しなどが多く、産土神社へのこだわりは薄れてきているようです。節目の七五三参りは、産土神社への参拝が理想ですね。その産土神社が割らないときには、氏神神社でも構わないと思います。
初詣や七五三、合格祈願などでは神社に参拝することがあります。困ったときの神頼み、と言うわけではないのでしょうが、節目節目で神社には参拝しています。
では産土神社に参拝するのは、どんな効果があるのでしょうか。ここからは産土神社の、ご利益について考えてみましょう。
自分の一生を守ってくれる産土神社に参拝したら、どんな効果やご利益があるのでしょうか。一般的に言われているのは、「自信や勇気が出る」「前向きになれる」「原点に戻れる」と言われているようです。
人間も植物と同じように、根っこがしっかりとしていなければなりません。地に足を付けしっかりとした目標を持つことで、努力できる環境が整います。地にしっかりと足を付けることで、真っ直ぐに成長できるのです。
自分の産土神社にお参りすることで、心が感謝の気持ちで充たされ生かされているという感謝の気持ちがわき上がるのです。そのためにも自然の神様でもある、産土神社にお参りすることでその効果が得られるのです。
産土神様は、人生の後押しをしてくれます。それと仕事上のお願いや、恋愛関係や子宝・開運なども、後押しをしてくれるようです。後押しをして貰うためには、産土神様への感謝を忘れてはいけません。
もし縁結びのお願いをするときには、「良い出会いがある場所に積極的に行こうと思います。ですから、後押しをお願いします。」と具体的にお願いをします。
それと出会いや縁結びには、どうしても外せない条件があります。その条件も、産土神に分かるように説明した方が良いと思います。ネット上でも、産土神社にお参りしたら、素適な恋人が出来たという書き込みもあるようです。
産土神社に参拝したいのだけど、遠くていけない場合はどうしたら良いのでしょうか。今までは産土神社の近くに住んでいたのに、転勤などで遠方に引っ越す事も考えられます。そんな時の対処方法は、鎮守神社に参拝する事で解決します。
鎮守の神様と、産土の神様は神縁による親戚みたいな間柄なのです。鎮守神社に参拝することで、自分の産土の神様と繋がる事が出来るのです。ですから産土神社が遠方にあって、参拝できないときは鎮守神社に参拝しましょう。
私たち1人1人には、産まれるときに神様が付いて来ています。その神様が産土神と言われています。その産土神を祀っているのが、産土神社と言うことになります。
最近は御朱印ガールと言われる女性が増えています。その御朱印ガールが増えたことで、神社に参拝する人も増えてきています。神社に参拝するなら、自分の産土神を祀っている神社に参拝したいですよね。
ここからは、産土神社の探し方を見てみましょう。
産土神は、土地の神様となります。土地の神様ですから、担当する地区があるようなのです。自分の住んでいる所を担当する神社が、産土神社と言うことになります。
また土地の地名などにも、産土神に関係する地名が使われていることもあるようです。地名には、その土地の謂われなどが関係しており、それが産土神と関係しているようです。
田舎道で急な雨に出会ったりしたとき、ある地域を境にして雨が上がることもあります。雨雲が切れたと言えばそれまでですが、その雨の境も産土神が担当する境界線の可能性もあるのです。
自分の産土神社の探し方は、神社本庁に尋ねても教えてくれるようです。それと各都道府県にある神社庁でも、問い合わせれば教えてくれます。なぜ神社庁に問い合わせたら、自分の産土神社を教えてくれるのでしょうか。
神社を管轄しているのが、神社庁だからと言うことではないのです。今ではあまり言わないようですが、各神社には氏子というものが居ます。明治時代には、子供が生まれると氏子神社に届けているのです。
その届けに従って氏子札を作成し、1人1人が神社の氏子となっていたのです。ですから地域と密接に関係ある氏子神社が、自分の産土神社となると思って良いと思います。
最近では地域と神社の関係が薄れてきているようなので、神社庁に聞いた方が分かりやすいようですね。
今の世の中は、誰でもネット検索が簡単にできます。PCでも勿論出来ますが、スマートフォンでも簡単にネット検索ができるのです。そんなことからネットでは、産土神社リサーチというサービスがあるようなのです。
産土神社リサーチの使い方としては、申し込みフォームを開きます。開いたら「生年月日」や「産まれたときの住所」または「両親が住んでいる住所」を記入して申し込みます。
あとは産土神社リサーチからの、メール連絡を待つばかりなのです。それ以外にも、いろいろなオプションもあるようです。有料ですが意外と簡単な申し込みで、自分の産土神社が分かるのですね。1度試してみても良いかもしれませんね。
グーグルマップでも、産土神社を探すことが出来るようです。産まれたときに住んでいた住所を、グーグルマップの検索窓に入力します。そこに表示される神社が、産土神社の可能性があります。
これなら簡単なのでしょうけど、その神社が本当に自分の産土神社かは分かりにくいですよね。グーグルマップをスクロールして、小さな神社を探す方法方もあります。これだと思う神社のある地区の謂われなどを調べたら、産土神社が見つけやすいかもしれません。
また稲荷神社や小さすぎる祠と戦没者を祀っている神社は除外して良いと思います。お稲荷さんは、眷属(けんぞく)という神様の使いの動物なので、産土神社にはならないのです。
最近は御朱印ガールなどのお陰で、ネット上で神社へのお参りの方法などが説明してあります。産土神社と普通の神社では、お参りの違いはあるのでしょうか。
せっかくお参りをするのですから、神様に失礼があってはたまりません。これからお参りの方法と、違いについて見てみたいと思います。
産土神社へのお参りの方法は、普通の神社へのお参りの方法との違いはありません。口をゆすぎ2礼・2拍手・1礼でも構いません。
それではどこが違うのでしょうか。それは本殿への参拝するときにあるようです。本殿へ参拝するときには、神様に会いに来たという気持ちを持つことが大事です。まず神様に会えて幸せです、と伝えた後に自分の願い事をお願いします。
そして参拝するときは、自分の誕生日を選ぶ方が良いようです。その次には、立春や春分、立夏・夏至や立秋、春分・立冬・冬至などと言われているようです。
参拝をするときにも、産土神様に語りかける口調で話しかけて下さい。産土神は自分の一生を守ってくれる神様です。いわば身内と言っても良い神様なのです。
その様な身内の産神様に、他人行儀の口調での参拝は必要ないと思われます。参拝するときは、産土神に親しみを持って語りかけるのが良いのではないでしょうか。
産土神社でのお参りでは、合掌した手を神殿に方に向けてお参りした方が良いようです。合掌した手を本殿に向け、優しく産土神に語りかけるのです。そうすると、胸は手などが温かくなり、気持ちもスッキリとします。
神様は神殿以外にもいらっしゃいますので、「産土の大神さま」などと神様の名前を優しく呼んでください。そうすることで、自分のルーツの産土神が守ってくれるのです。
私たちの人生に関係してくる、産土神社。参拝の方法や、産土神社の探し方を見てきました。これからは、日本各地にある、代表的な産土神社をご紹介したいと思います。
自分の地区の産土神社も、探してみたら面白いと思います。
東京都世田谷区に、産土社というお社があります。その産土社は、北澤八幡宮の中に静かにたたずんでいます。北澤八幡宮の御祭神は、応神天皇・神功皇后などを祀っています。
本殿の他にも数々の境内社があり、その中の1つが産土社となっています。この北澤八幡宮は高台にあるため、天気が良いときは富士山が見えると言うことでも有名です。
大阪市此花区にも、産土神社があります。この産土神社の御祭神は、住吉大神、天照皇大神、宇迦之御魂神が合祀されています。宝暦年間に浅田市兵衛が、この地を開拓し住民の健康と反映を願って建立しています。
台風や戦災の被害にも遭いましたが、そのたびに住民の力で営繕されています。今では、住民の心の拠り所として愛されています。まさに産土神と共に生きているのです。
和歌山には、粉川産土神社があります。境内社は様々な社があり、4つの神様を合祀しています。宝亀年間に粉川寺として建立されたのが始まりで、現在では粉川郷の総社となっているのです。
平安・鎌倉時代から大切に守られており、現在では古式に従い湯あげ神事が執り行われています。
昭和34年4月に皇太子殿下が植樹され、そのおりに経塚が発見され翌年に国有となっています。その時の出土品には、陶製経筒や銅製経筒などの他数点があります。
産土神社についていろいろ見てきました。その中に氏子神社などの名前が出てきています。氏子と、産土神との違いとは何なのでしょう。そして産土神社と氏子神社の違いって何なのでしょうか。
氏子神については簡単に紹介していますが、もうすこし詳しく説明したいと思います。
神様には、八百万の神様がいると言われています。その中の1つに、氏子神がいます。氏神とは、血縁関係に有る氏族が祀っている神様です。そしてその一族に関係の深い神様が、
祀られていたのです。
その氏神を進行する人を、氏子と言います。以前はその一族に関係する人だけが、氏神を信仰していました。しかし現在では、その土地に根付いている神様を指すようになっています。
その土地の守り神としての氏神を祀っているのが、氏子神社と言うことになります。昔は一族を守る神様が氏神でしたが、最近ではその土地に住んでいる氏子達を守るのが、氏神様と言われているようです。
鎮守神というのは、ある土地や建物をお守りする神様です。村の鎮守の神様という歌があるように、その村全体を守護したりしているのです。家の中にある鎮守の神様は、その祀ってある家だけを守ります。
守って鎮めると言う文字の通り、昔はわざわざ他の守護の神を呼び出して守って貰っていたのです。しかしいつの時代になると、その土地にある神社も鎮守神と呼ばれるようになったのです。
最近では、人が頻繁に引っ越しをしたりしています。都市に人口が集中しだしたのも、百年以内のことです。その前は、農村部にも人口はたくさん居たのです。田舎では各集落ごとに、小さな神社や祠があります。
その人達は、その小さな神社は祠に守られて生活していました。その土地で産まれその土地で育つ人も多かったのです。そなると氏神や鎮守神・産土神が混同するのも仕方なかったのでしょう。
氏神、鎮守神・産土神は、それぞれ少しずつ違いがあります。まずは氏神様を祀ることが大切で、神棚に氏神神社のお札を祀るのも大事な事ですね。
私たちの一生に深く関わっている産土神社。母親の胎内にいるときから、その産土神に見守られています。自分の気持ちが少し落ち込んだときや、良い出会いが欲しいなと思ったときなどにお参りすると良いかもしれませんね。
産土神は自然の神様でも有り、何所にでもいて私たちを見守ってくれています。そして死ぬときも迎えに来てくれて、いつも心配してくれている身内以上の存在なのですね。産土神社は、私たちの心の拠り所と言って良いかもしれません。
そんな自分の産土神をしって、日々の暮らしを豊にしてみたらいかがでしょうか。
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