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    日大アメフトタックル問題!後任の橋詰功新監督の経歴が凄いと話題?

    日大アメフト部タックル問題をうけ内田前監督とコーチが辞任する中、新監督に橋詰功さんが就任されました。明らかになった日大アメフト部に蔓延するパワハラや真相を隠蔽する日本大学。信用失墜した日大アメフト部を立て直すべく選ばれた橋詰功新監督の気になる経歴や結婚歴は?

    日大アメフト部の再建を目指す橋詰功新監督の経歴が凄いと話題?

    2018年5月6日の日本大学と関西学院大学のアメフトの試合で日本大学の選手が関西学院大学の選手に悪質なタックルを繰り返しケガを負わせる事件がありました。その後、日本大学の選手自身が謝罪会見を開き内田前監督とコーチの指示とパワハラを発表します。

    しかし、大学側は真っ向から否定。食い違う両者の主張。そんな中、新監督に就任された橋詰功さん。新監督に選ばれた理由に誰もが納得!橋詰功新監督の気になる経歴や結婚歴は?

    新監督に就任した、橋詰功の経歴や結婚歴は?

    悪質なタックル問題により除名処分を受けた内田前監督の後任として、69人の指導者が公募に応じました。その中から経歴や指導への情熱等が注目されて選任されたのが橋詰功新監督になります。

    応募の理由として「まだまだもっとフットボール界にできることがあるんじゃないかと思っていた。(日大は)非常に大きな可能性を秘めていると感じていた」と語っておりアメフト界と選手たちの将来を見据えての応募だったそうです。

    橋詰功監督のプロフィール

    指名   橋詰 功
    年齢   54歳(日本大学監督就任時)
    出身   京都府京都市
    出身大学 立命館大学

    京都のご出身で大学は立命館大学をストレートで卒業されています。アメリカンフットボールの指導者で現役時代はQBで活躍されていました。

    アメリカンフットボール関係者の奥様

    気になる橋詰功新監督の結婚歴ですが、既婚者です。奥様もアメリカンフットボールの関係者で、滋賀県のアメリカンフットボールチーム「草津リトルパンサーズ」のご出身のようです。お子様の情報は見つかりませんでした。

    橋詰功監督の実績

    1994年より立命館大学パンサーズのコーチに就任し指導者として活躍されます。2000年にアメリカでアメフトの名門であるオクラホマ大学スーナーズにコーチ留学され、そこで学んだ指導力で2003年・2004年と立命館大学パンサーズの日本選手権(ライスボウル)2連覇に貢献し結果を残します。

    その後、2008年から立命館宇治高等学校、2014年から立命館守山高等学校でコーチを務めます。

    日大アメフト部タックル問題の経緯は?

    2018年5月6日、日本大学フェニックスに所属する宮川選手が対戦相手の関西学院大学ファイターズの選手に執拗に反則行為のタックルを仕掛けました。

    結果、関西学院大学ファイターズの選手が怪我する事態に、その後、タックルの指示が内田前監督(当時の日本大学フェニックス監督)の指示であるとの発表から焦点は選手間同士の問題から日本大学の責任問題へと映っていきます。

    反則タックルを指示した内田前監督

    元日本大学フェニックス監督・内田 正人。日本大学アメリカンフットボール部の元選手でOBの経歴があります。日本大学を卒業後、日本大学フェニックスのコーチに就任され、1990年には毎日甲子園ボウルで優勝する実績を残します。

    その後、2003年に日本大学フェニックスの監督に就任、一度は監督を引退するも2017年に再度監督として復帰することになります。また、アメリカンフットボールの指導者としてだけでなく、日本大学常務理事も兼任されていました。

    日常的なパワハラと悪質タックルの指示内容

    内田前監督の指導方法は厳しい事で有名でチームの中心人物であろうが名指しで選手全員の前で叱責する等、精神的に選手を追い込む指導方法でした。また、内田前監督の思いとおりに動かない選手に対しては「干すぞ」と日常的にパワハラまがいの圧力がかけられていたそうです。

    そんな中、2018年5月6日の日本大学と関西学院大学のアメフトの試合で内田前監督から一つの指示が日本大学フェニックス宮川選手に下されます。「相手のQBを1プレー目で潰せば(試合に)出してやる」という内容でした。

    タックルをした選手の覚悟とは?

    2018年5月22日、日本大学フェニックスの宮川選手が相手選手や家族、関係者にむけた謝罪会見を開きました。謝罪会見では、実名と顔を公開し大きな反響を呼び注目を集めました。

    謝罪会見で語った内容

    冒頭、20歳になったばかりの学生が顔出しで会見を行うことに対しての理由から始まり、今回は特例との説明がなされました。

    続いて、宮川選手より被害選手とその家族、関西学院大学ファイターズ、関係者に向けて謝罪をしました。特に被害選手に向けては申し訳ない気持ちが会見を通じて十分伝わるほどでした。

    謝罪の後、今回の悪質タックルに至るまでの経緯説明で内田前監督からの指示だった事が明らかになっていきます。「相手選手をつぶせば試合に出してやる」と言われ「つぶすので出してください」と内田前監督に伝えたところ、「やらなきゃ意味ないよ」と指示されたとの事でした。

    宮川選手の覚悟

    当初、宮川選手の顔出しでの謝罪会見は予定されていませんでした。それもそのはず宮川選手は20歳になったばかりの学生だったからです。しかし、宮川選手本人から、被害選手とその家族への謝罪したい気持ちが強い事と謝罪するなら顔を出さないと意味がないとの強い意思で特例で顔出しでの謝罪会見となりました。

    決して悪質タックルをした事は許される事では無いが、その勇気ある会見で誠意は十分に伝わる事になりました。そんな世間が注目する会見で悪質タックルの指示が内田前監督からの指示だった事が明らかになり波紋を呼ぶ事になります。

    日本大学は悪質タックル指示を完全否定?

    宮川選手の謝罪会見を受け日本大学が急遽会見の内容に謝りがあると発表し、謝罪会見の内容を否定する事になります。更には、警視庁までが内田前監督の指示は無かったとの報道があり完全に意見が食い違う事態になります。はたして真相はどこにあるのか?世間からますます注目される事になっていきます。

    日本大学側の言い分

    宮川選手の謝罪会見で被害選手とその家族に対しての謝罪は、日本大学も同じ年、謝罪することになります。しかし、内田前監督から悪質タックルの指示については真っ向から否定。

    「相手選手をつぶせ」の意味は、日本大学アメフト部では日常的に使われる言葉で「最初のプレーから思い切ってあたれ」という意味で選手を鼓舞する為に使った言葉と説明、それを宮川選手が誤解し今回の問題が起こったと説明しました。

    内田前監督と宮川選手との間でのコミュニケーション不足に対しては反省しているとするも悪質タックルの指示については改めて否定することになりました。

    内田前監督への刑事告訴と警視庁の発表

    日本大学側の発表は、不透明な部分が多く納得を得ることが出来ませんでした。結果、被害選手とその家族が内田前監督と指示に関わった前コーチを傷害の疑いで刑事告訴することとなります。

    刑事告訴を受け警視庁も調査しますが、その調査報告内容がさらに物議を醸す事になっていきます。内田前監督と前コーチに悪質タックルの指示は無かったとし東京地検は立件を見送るとしました。逆に指示をされた宮川選手を傷害の疑いで刑事告訴することになり、大きな反感を買うことになります。

    ただ、宮川選手への告訴は被害選手とその家族から処分を取り消しを求める嘆願書が出た事により処分は見送る形になりました。

    日大アメフト部タックル問題の結末は?

    日本大学の不透明な会見や警視庁の納得のいかない発表から悪質タックル問題の真相を隠蔽したと、世の中から疑いをかけられる事になった日本大学。信用は完全に失墜する事になりました。

    日本大学側も事態の収束を図り第三者委員会に調査を依頼。合わせて関東学連の規律委員会の調査も合わせて、ついに日本大学は内田前監督が悪質タックルの指示をした事を公式に認める事になります。

    内田前監督、事実上の永久追放!

    日本大学は正式に内田前監督と前コーチから悪質タックルの指示があった事を認め、内田前監督の処分を決定します。5月29日、臨時理事会にて内田前監督を除名とし事実上の永久追放を決めます。

    また、日本大学常務理事の立場でもある内田前監督でしたが、大学の信用を著しく損なわせたとし懲戒解雇処分とされます。日本大学は内田前監督が大学側に強い権力を持っていた事が問題の不透明な報告に繋がったとし日本大学内で何かしらの隠蔽行為があった事も認める事になりました。

    日本大学アメフト部の処分と結末

    臨時理事会は、内田前監督と前コーチの処分決定と合わせて、日本大学アメフト部と宮川選手に2018年度のシーズン終了まで公式試合の出場停止処分の決定を下します。この決定により2019年度のシーズンは1部下位リーグへの降格となる事になります。

    21度の甲子園ボウル優勝を誇る、名門日本大学フェニックスのブランドはこのような形で地に堕ちる事となります。

    新体制でスタートした日大アメフト部の今後は?

    内田前監督の除名・懲戒解雇と日大アメフト部の公式試合出場停止処分という形で結末を迎えた日大アメフト部タックル問題ですが、新監督と新コーチを公募し新体制での再スタートを図ります。

    新監督の選考基準

    新監督を公募するにあたり選考する基準となったのが日大アメフト部出身者以外である事やアメリカンフットボールの指導歴がある事などいくつか条件がありました。なかでも重要視されたのが学生への指導に情熱があるかなどの選手達への心のケアが十分に出来る人物との事でした。

    公募に対して69名の候補があり、選考には日大アメフト部の主将や選手らも参加する事になりました。そんな中、選ばれたのが橋詰功新監督で橋詰功新監督の再建に対する想いが選手らに強い影響を与えた結果との事でした。

    橋詰功新監督による立て直し

    橋詰功新監督の元、日大アメフト部は再スタートを切る事になります。橋詰功新監督は再スタートする事に対して必要不可欠な選手に声をかけます。その選手は悪質タックルの加害者であり出場停止処分をうけた宮川選手でした。

    当初、宮川選手は被害選手とアメリカンフットボールへの謝罪の気持ちが大きく引退する決意をしておりましたが、橋詰功新監督の説得や理事会への働きかけと被害選手の理解により処分を解除され復帰をはたします。

    こうして、新体制で再スタートした橋詰功新監督の日大アメフト部は復権を目指すことになっていきます。

    橋詰功新監督の元、ゼロからのスタートの日大アメフト部に期待!

    指導者の悪質タックル指示やパワハラ、真相隠蔽等で信用失墜した日大アメフト部。橋詰功新監督の元、再スタートを切る事になりました。2018年11月には社会人Xリーグのチームと練習試合で躍動する姿を見せています。一度、地に落ちた日大フェニックスを橋詰功新監督が復活させるまで、まだまだ目が離せません。

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